
書籍の撮影を担当させていただきました。
『白洲スタイル』著者は白洲信哉さん 飛鳥新社より発行、配本は8月3日です。
白洲さんのポートレート、ご自宅にあるコレクション、茂木健一郎さんとの対談など撮影しております。
茂木さんをベートーベンの肖像画、白洲さんをモーツアルトの肖像画にそれぞれ似せたポートレートをという編集者のリクエストがあって、即席スタジオセッティングにはイケアのブランケットが活躍でした。(その撮影の様子は茂木さんのブログにアップされていました)
撮影は取材と同時進行でしたので、白洲さんが自宅においてある骨董について話しているときに、私がちょっとドキッとさせられたのは「完璧なモノは自分にとって魅力的ではない、何故なら完璧なモノは死んでいるから」という説明。
うん。。あ、なるほど。完璧大好きなんです。そういえば、大好きな写真家の一人は死んだもの(標本とか)ばかりモチーフにしていました。それはそれは完璧な作品です。
今回は雑誌の進行のようにはサンプルデータ納品から完成データの納品までそれほどタイトではないので自力で完成データを作ろうと目論んでいましたが、結局部長頼りになってしまいました。部長はさらっと自然に仕上げるのが上手。私の場合どうもいじりすぎてしまいます。i