
ILFORD XP 2をE-6現像してポジに仕上げたフィルムがでてきた。
1992年に撮影したフランク・ロイド・ライト設計、兵庫県芦屋市の「旧山邑家住宅」=「淀川製鋼所迎賓館」の写真です。
あきらめが悪いのでまたまた、改装作業中に発掘されてスキャンなどしてしまいました。
当時、ILFORD XP 2はほとんど使ったことがなかったので、KodakのTMYも併用して(こっちがメインで)撮影。結局モノクロネガから自分でプリントして、ブルー系の調色などして納品したのですが、今、再びこのポジを見てみるとこのまま納品しても雰囲気よく仕上がったかもしれません。当時は独立したばかりだったので、まったりして、シャキッとしないILFORD XP 2のポジを納品して編集者に「これがいい」と言える勇気がなかったかも。しかも、まだバブルの名残があってハッキリ写っていない系写真は受け入れられにくかったことと、露出を外した どアンダーのカットがあったせいでもあったと推測(1992年のことだし忘れました)。[ida]