
2月ぐらいからポーセリンアートの作家、松村和江さんの作品集の撮影をしていました。8月中に撮影はすべて終了。あとは出版を待つばかり。写真は、作品の陶板画、額装の部分。
松村さんの作品集を撮影することになったのは、文化出版局発行のアンティークポーセリンの本(この本はパリの書店でも高額で売られていたりするそうです)で私が助手をしていた清水行雄氏が撮影しており、松村さんがネットにて清水氏を検索していて私にたどり着いたという縁でした。
11月に展示会を予定されているそうで、それまでに出版にという進行でした。
作品はご本人が保管されているものもありますが、被写体は全て一点もの、しかも壊れやすい磁器です。展示会で他のコレクターの方の手に渡っているものもあったり。新作を併せて作ったり、作品を毎回スタジオに持ち込むだけでも結構な労力で、松村さんのパワーには感心させられてしまいました。
今回、作品集のための撮影を任せていただいたことは本当に光栄に感じております。
そして、意外なところからの縁があるものとつくづく感じる今日この頃でした。[ida]