
「新正卓展」を観に十ン年ぶりにムサ美に行ってきました。守衛室のガラスの向こうにブス猫が昼寝しているところは昔とおなじ。
見慣れない校舎が何棟かある。アトリエ棟も新築工事中。高くても4階建てまでの校舎だけだった頃の方が建築は洗練されていた感じがします。
最初のブースのブラジルで撮影された「TO MY ANGLES」が良かった。メインのブースの写真はもちろん圧巻。そして、照明の当て方も上手いと、ランプをチェックしてしまいました。
ただ一つ残念に思えたのは「海へ・・・そして境界」の展示。黒壁のスペースに写真だけに絞り込んで照明を当てて、暗闇に絵が浮かび上がる大胆な展示なのですが、なんだか、見ていて妙に疲れる。フレームぎりぎりまで照明を絞り込んでいるせいか、モノクロームの白い部分にスポットライトのレンズ収差の色がでているのも疲れる原因かな。
学食でお昼を食べて、その後、東の伊藤さんが車で迎えに来て下さって仕事場におじゃましてきました。伊藤さんありがとう。 [投稿ida]