本日の被写体はMario Belliniとその息子Claudio Belliniデザインによるケトル。
楕円形の球体。つるつるピカピカ仕上げ。写り込みが激しい手強いブツでした。
こういった被写体の場合、写り込みをどう処理するか、気を遣いますが、受けとったケトルが入っていたパッケージの写真の処理がなかなか上手いな〜と思ったので、写真に撮っておきました。
黒くつぶして見せる部分。実際にそんな黒い部分はないわけですが、全部無くしてしまうと、不思議と、もの足りない弱い絵になってしまいます。カメラの写る部分と連動させることが多いのですが、積極的に入れていくと何処にどういれるか神経を使う部分です。
もっとも写真は使われ方次第。同じような写り込み処理されたこのケトルの資料写真があったのですが、グレーのグラデーションに切り抜いてはめ込んだそっちの写真は、魅力的には見えませんでした。
さて、撮影は、ライトセーバーにしようかととも考えましたが、スタジオの蛍光灯+ストロボ(ライトフィルター付き)で、撮影しました。助手なしの一人セッティングだったので、約2時間かかってしまいました。
