フォトブックのマイブームは続いていて14作目は2009年にグループ展で発表した写真のカタログのような小冊子を作ってみました。

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〔こちらは表1と表4〕
この時のグループ展で発表した作品は縦横比が1:2という変形サイズで横長の写真プリントが3点、縦長が2点という5点構成でした。
壁面で発表するにはよいのですが、本に収めるのには実に配置しにくい比率でした。
今回のフォトブックの仕様はDNPのドリームページプラスのフォトブック260ミリのスクエアサイズをチョイス。用紙はナチュラルでソフトカバー。このサイズでは8ページからオーダーできて4ページずつ増やすことができます。
扉ページと奥付ページを作って各作品は見開きの右ページに1点づつレイアウトで12ページで組んでみました。
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〔右ページが写真展で発表した写真〕
メインの5点は260mmの片ページのほぼ中央に配置すればいいのですが、もう片方が紙のホワイトスペースというのも寂しいので、このテーマのために撮った不採用写真をストーリーに合わせて探し出し、こちらの方が面積は大きいので主張しないように気を付けながら入れてみました。レイアウトのデザインは楽しいけれど苦しい、グラフィック関係のアプリの使い方のスキル不足とフォント不足を感じます。
プリントはほぼ狙い通りに仕上がって来ました。
表紙部分は中の本文ページと印刷が異なるようです。
文字組など実物が仕上がってみると直したいところもあります。特にテキスト部分。よ〜く確認したつもりでもちょっとしたスペース取りが気になったり。
最初に入稿して仕上がってきた1部は本機校正、本紙校正(1部出来上がって手直しした時に同じ印刷機で刷られるのかは分かりませんが、通販印刷のオフセット印刷のようなバラツキは今までの経験ではありません)と割り切って作るのがよいのかもしれません。しかしながら送料合わせると6990円です。お安くはないので今回はこの1部で自己満足ということに。
15作目も入稿していて只今、仕上がり待ち状態。[記:伊田淑乃]

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〔制作過程では作業が楽し苦しの扉と奥付〕