カクは今朝9時半に腎臓疾患で亡くなりました。たぶん2歳9ヶ月ぐらい。
スケちゃんと一緒の最後の写真。机のところに簡易ベッドを作っておいたら息子が加湿器を近くにセットしてくれました。
カクが我が家に弟のスケちゃんとやって来たのが2年前の3月4日。
美しい茶トラの被毛で、緑色に光る目に整った顔立ち、我が家で一番ハンサムくんの健康優良猫だったカクが3日続けて戻したりして最初に病院に行ったのが12月中旬。その時の血液検査では深刻な数値ではなく、点滴効果は抜群で一過性の病気かと思っておりました。
今年になって、激やせ。気がつけば、お皿から消えた餌は、ほぼスケちゃんの栄養になっていたようでカクはほとんど食べていなかったのかも。
いつもの元気はなく、病院へ。腎臓不全ということで先月中旬から点滴治療。
食べるようになってきたのでこのままの状態を維持していくのかと思ったのですが、食べた分を戻すようになり、その後は水ばかりほしがり、お風呂に入っていると必ずやって来て浴槽の縁に前足かけて訴えるようにミャーミャー、抱っこされるのが好きな子ではなかったけれど抱いてあげるとミャーミャーが収まりました。
容態がわるくなったのは2月2日、仕事場から自宅に午前11時くらいに戻り病院へ連れて行きました。その時一時帰宅の時も鳴き続け、鳴くのを聞いたのはこのときが最後でした。
治療を終えたカクを自宅に連れて行くのは息子が担当。そして夕方、息子から「カク。ぐったりしてもうダメ〜」と電話がありました。
夜、帰宅すると、心臓だけが鼓動してカクの瞳孔は開いてしまっていました。
その晩は私のベッドに連れていって一晩中一緒にすごしました。
次の日もカクは持ちこたえ、昨晩はBottaくんがずっとカクのそばに。
朝、「よく寝てられるよね、、」とボソっと言われてしまいましたが、私としては一晩ずっと一緒にいたのでいつお迎えが来ても後悔しないようにしてあったのです。
そして、今朝はずっと傍にいて最期をみとりました。
小さな叫びと痙攣、良くがんばって燃え尽きた感じでした。
点滴用の針をはずして身体をふいてあげたらすっかりやせ細って2.5キロぐらい。長くて綺麗な縞模様の尻尾がとても太く見えます。
スケカクが我が家に来たばかりの頃、子供のベッドの中に二人で入って布団の中で足を動かすと2匹が虫ごっこモードになって盛んに前足で私たちの足に爪をたてて来て子供と二人しておもしろがっていたら、子供が「今まで生きてきて一番幸せ」って言ったっけ。
虫ごっこしながら「スケ、カク、リク、一番かわいらしいのは?」「スケ!」。
「スケ、カク、リク、一番太っているのは?」「リク!」(その頃はスケちゃんは5キロぐらいで子供は軽度肥満だった)。
「スケ、カク、リク、一番ハンサムなのは?」「カク!」
ハンサム猫のカクさようなら。楽しい時間をありがとう。[ida]
